森林インストラクターとして様々な環境保全活動に尽力されている小林正幸さんを講師にお迎えし春を呼ぶ｢竹の鳥笛作り｣の会を開催致しました｡ ご参加頂いたのは､ご家族や小学校の同級生同士､ 祖母とお孫さんなどいろいろな年齢層の皆さんでした。 最初に笛の構造や音の鳴る仕組みの話を伺い、早速作業に取り掛かります。午前中はハト笛作り。｢小さな怪我は、大きな怪我の防止につながる｣という持論の小林さんは、使い方を説明した後にはどんな工具でも子供たち自身に使わせます。ノコギリ、ナタ、電動ドリル…最初は恐る恐るの様子でしたが、徐々に手元が安定し、楽しい作業になっていきます。ハト笛の完成後は、爽やかな天気に誘われて周辺のフィールドへ飛び出し、草笛の鳴らし方を教わりました。どんな形状の葉っぱでもきれいな音や不思議な音が出ることに、皆ビックリ。 初物の筍や春の恵み盛りだくさんの里山御膳の昼食をいただき、午後はダックコール(アヒル笛)の制作を。 完成後は、スタッフも参加してみんなで竹笛の演奏会を楽しみました。
	財団の地元、芝山町でそば打ちの技術向上と普及に励む[芝山そばの会]の皆さんを講師にお迎えし、春の恵みを添えた｢縄文そば打ち｣の会を開催致しました。 参加は全て初心者の皆さんでした。説明を聞きながら、たった一度の見本打ちを見ていきなり本番です。挑戦するのは長野県茅野市で作られた[縄文そば]と呼ばれる貴重な粗挽粉を8割、中力粉を2割の｢二八そば｣です。マンツーマンでベテランの方々が指導して下さったお陰で見事に全員が500gのそば打ちを成功させ、お土産として持ち帰る事ができました。 昼食にはそばの会の方が打って下さった2種類のそばと、同じくそばの会の方が揚げて下さった季節野菜と摘み草のてんぷらや、手作りこんにゃくを頂きました。デザートのパウンドケーキやお饅頭にもそば粉を使用した、そば尽くしの一日でした。