花と緑と農芸の里　交流月間　【2011】

	毎年4月は、花と緑の農芸財団と皆さんとの交流月間です。本誌前号で告知させて頂いた[春の寄せ植えの会]へは花や緑を愛する皆さんからたくさんのお申し込みを頂きました。 ※自粛ムードの中で[芝山さくら祭]は中止、[花の里茶屋]は規模を縮小してオープン致しました。

	2011年4月30日(土)…[花の里]の八重桜が満開となった一日。午前11時に集合された皆さんは、まずお茶を飲みながら講師の山田光夫さんのお話しを伺いました。｢今日、参加して下さった皆さんはお花が大好きでしょう。でも失敗もありますよね。花好きの人に限って、大切にしているお花を枯らせてしまうのは何故なのでしょう？｣――いきなり｢ドキッ｣とするような山田さんからの問い掛けです。植物との対話を大切にすることを信条とする山田さんが教えてくれたヒントは[水やりの時刻]と[剪定の時期]。そのほかにも参加者からの様々な質問にズバリと答えて下さいました。花と緑の基礎知識を楽しく伺った後は、山田さんを囲んで里山御膳をお召し上がり頂きました。　午後は、寄せ植え作業。それぞれの素材の特徴やどんな花が咲くのか、管理の仕方などについて細かな指導を受けながら、皆さんは個性溢れる春の寄せ植えを完成させました。初対面の方が多い中、花と緑に親しむ一日を楽しまれた皆さんは、｢今度は夏の寄せ植えの会を開きましょう｣と、さっそく次回の打ち合わせをされていました。