夏バテ気味で食欲が落ちてしまいそうだったら、オクラやニガウリ、大葉、ミョウガ、モロヘイヤなどビタミンたっぷりの夏野菜をたくさん摂るように心掛けましょう。主食には「梅の炊き込みご飯」などはいかがでしょう。不足すると疲労や体脂肪の蓄積を招いてしまうクエン酸が補充できるうえ、清涼感の味わえるメニューです。[花と緑と農芸の里]オリジナルのレシピをご紹介します。お弁当やおむすびにしても傷みにくいのでお薦めです。


@研いだお米(白米3合&古代米小さじ2)に梅干し(1合あたり大1個)を細かくほぐしながら入れます。種も入れます。

A赤梅酢(大さじ1.5)を回し入れます。

Bお酒(大さじ1)を加えます。

C通常の水加減よりやや少なめの量を加水して炊きあげます。

D少量でも美味しくふっくらと炊けて、経済的な直火の土鍋炊飯がお薦めです。〜はじめチョロチョロなかパッパ、ジワジワ時に火をひいて、赤児泣いてもフタとるな〜炊き上がったらかるくほぐして梅干しの種を取り出し、もう一度フタをして蒸らし時間は多めにして下さい。

E盛りつけに、お好みで大葉や白ごま、ちりめんじゃこなどをトッピングして、見た目でも食欲を刺激します。







 本格的な夏は目前です。忘れかけていた人間の五感を取り戻し活かして、健康で爽やかな夏をお過ごし下さい。 (終)

■記載の事柄・史実について誤りがあれば、それはひとえに編集小子の不見識・不勉強によるものです。ご容赦願います。
■関係諸法令に基づき以下の文献・WEB SITEより引用・参考にさせて頂きました。「暮らしに生かす江戸の粋」高田喜佐著(集英社be文庫)/「景観から見た日本の心」涌井雅之著(NHK出版)/「美しい部屋別冊・和風が暮らしいい。No.13&No.21」(主婦と生活社刊)/「健康で快適な住環境をつくる」菊浦吉蔵著(オーム社刊)/季刊「住む。No.6」(泰文館刊)/「CO.CO.CHI No.7」(INAX経営企画部広報室刊)/菊屋「蚊帳の博物館」WEB SITE/WIKIPEDIA The Free Encyclopedia 他


本記事は2009年夏に発行の「花の心第54号」に掲載されたものです。


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