
当財団主催[育てよう、花と緑、校庭に〜第23回 花の輪運動〜]で
お花の苗を寄贈させて頂いた全国の小学校から
たくさんのお便りや花や緑に親しむ写真、絵手紙などが送られて来ました。
今号ではその一部をご紹介させて頂きます。 ※掲載は順不同です。
→抽選会、贈呈式の様子
お花の苗を寄贈させて頂いた全国の小学校から
たくさんのお便りや花や緑に親しむ写真、絵手紙などが送られて来ました。
今号ではその一部をご紹介させて頂きます。 ※掲載は順不同です。
→抽選会、贈呈式の様子


埼玉県羽生市立新郷第二小学校様
から届いたお便り
今、花の数も増え、様々な気持ちを抱えている子供たちを、昇降口前のビオラやパンジーが、温かく迎えてくれています。春に向けて、ノースポールやサクラソウが咲くと、寂しかった花壇がますます明るくなって魅力的な場所になると思います。
本当にありがとうございました。
(新郷第二小学校 教頭 田村)
岐阜県海津市立城山小学校様
から届いたお便り
(城山小学校 伊藤重雄)
兵庫県養父市立伊佐小学校様
から届いたお便り
早速子供たちと花を植えました。たくさんの花を送って頂いたので、隣にある保育園に少しお裾分けしました。
尚、学年ごとに花を植えましたので、その様子の写真と保育園からの写真、花を植えた後の様子の写真などを送らせて頂きます。本当に有難うございました。貴財団のますますのご発展を祈念しております。
(伊佐小学校 校長 谷垣重俊)
福岡県福岡市立長住小学校様
から届いたお便り
本日、黄色い帽子のかわいい1年生とともに、プランターや花壇、校門などに植えさせていただきました。
1年生は、色とりどりの小さな苗たちを、小さな手で大事そうに抱え、丁寧に植えていました。
昨年発足したばかりのP T A ボランティアサークル「緑のボランティア」が、小学校の花壇の手入れをしておりますが、活動資金も少なく、思いがけない花苗のプレゼントに大変感激しております。
おかげさまで、長住小学校のモットー「えがおと緑とやさしさいっぱい」のお手伝いをすることができ、とてもうれしく思っております。
たくさんの応募の中からの当選、本当にありがとうございました。 (長住小学校 樫澤秀木)
佐賀県白石町立有明南小学校様
から届いたお便り
本校では、毎年秋に全校児童で「一人一鉢花いっぱい活動」に取り組んでおり、いただいた花の苗を活用させていただきました。前日に運営委員会の子供たちが準備をし、10月31日の昼休みに苗植えを行いました。上級生が下級生にやさしく教えてあげる姿もたくさん見られました。パンジーやビオラの苗を一人ずつ鉢に植え、ポーチの階段のところに並べ、毎朝、元気に登校する子どもたちを迎えてくれています。
お陰様で、子供たちにやさしい心を育む活動となりました。本当にありがとうございました。
(有明南小学校 教頭 武富 通)
埼玉県三郷市立立花小学校様
から届いたお便り
その時の様子の写真を送付致します。子供たちが生き生きと活動している様子がわかるかと思います。
鉢は、玄関付近に置いてあり、毎日子供たちが、観察しています。
このような機会を与えていただきありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。
(立花小学校 教頭 森 幹雄)
大阪府大阪市立十三小学校様
から届いたお便り
10月28日に、3年生の子供たちが、みんなでプランターや花壇に植え替えました。それから1カ月程度たちました。パンジーやビオラは、花を咲かせ、子供たちや来校者の目を楽しませてくれています。今回は植え替え時の写真を送付いたします。今後も、人々の心がなごむ花いっぱいの学校にしていきたいと考えています。
(十三小学校 教頭 中谷和博)



大熊町が、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故により、全町避難を余儀なくされ、会津若松市河東町にある旧河東第三小学校に大熊町の学校を再開しようとしていた時、学校近くにお住まいの古川安子さんらが、話し掛けて来られたのです。
その当時、その学校は、廃校後4年を経過していました。校舎の中は、専門業者がクリーニングをし、机や椅子の搬送を待っている時でしたが、校庭は、雑草が伸び放題。花壇の場所も分からないほどでした。そして、平成23年4月6日、古川さんを始め、地元の方々が、耕耘機や大型トラクター、そして大量のお花を持ち込んで、あっと言う間に、花壇を復活してくれました。
さらに、始業式を翌日に控えた4月18日には、「校門付近が寂しいから、ここにも花壇を作っかし。」と、どこからか軽トラックで土を運び込み、これも、あっと言う間に花壇を作ってくれました。作り終えて、ある方が「これで、おらほの学校が蘇る!この4年間、学校から灯が消えて、子供の声も聞こえなくなって、寂しかったのなし。」と仰られた言葉は、今でも脳裏から離れません。そして、学校には立派な日本庭園があってびっくりしていましたが、4年前の廃校後も、地元の方々が毎年剪定を続けて来られていたという話を伺いました。旧河東第三小学校が、いかに地元の方々に愛されていたかを知り、私達は、いつまでここにお世話にならなければ分からないけれど、旧河東第三小学校に負けずとも劣らないほど、いつも花が咲き乱れる環境を整え、河東地区の方々に愛される大熊町の学校を作ろうと誓い合いました。花は、誰の心にも癒やしと安らぎを与えてくれるからです。
故郷の絆を断ち切り、故郷の人間を壊し、綺麗だった故郷の自然を破壊した「原発事故」から立ち直るのには、花は必要なものです。
今、貴財団から頂いた花は、会津の厳しい冬に堪え、雪の下で、じっと春を待っています。
その当時、その学校は、廃校後4年を経過していました。校舎の中は、専門業者がクリーニングをし、机や椅子の搬送を待っている時でしたが、校庭は、雑草が伸び放題。花壇の場所も分からないほどでした。そして、平成23年4月6日、古川さんを始め、地元の方々が、耕耘機や大型トラクター、そして大量のお花を持ち込んで、あっと言う間に、花壇を復活してくれました。

故郷の絆を断ち切り、故郷の人間を壊し、綺麗だった故郷の自然を破壊した「原発事故」から立ち直るのには、花は必要なものです。
今、貴財団から頂いた花は、会津の厳しい冬に堪え、雪の下で、じっと春を待っています。
画像掲載にあたっては、各小学校様へ趣旨説明の上、ご承諾を頂いた上で掲載しています。複写や転載、保存を固く禁止致します。