[花と緑と農芸の里]には、大勢で行った春の田植え体験から約4ヶ月を経て元気な黄金色の稲穂が育ちました。

 昨秋、9月14日(土)に[イオンチアーズクラブ]の皆さんによる稲刈り体験が行われました。この日は朝から高い澄んだ秋空が広がりました。爽やかな風が吹いているとはいえ、気温は少々高め。稲刈り作業には厳しい状況でした。育苗から稲刈りにいたる米作り全般のお世話をして下さっている地元のベテラン農家の方々から、「子供たちだけで、全部を手刈りするのは難しいだろう」というアドバイスを頂き、主催者と協議をして、参加される皆さんが到着される前、早朝からコンバインで田んぼのほぼ半分ほどの稲刈りを済ませて頂きました。
 まず、地元の矢口一弥さんから稲刈り用の鎌の安全な使い方や、刈った稲の括り方を教えて頂き、各店舗のサポーターさんと一緒に田んぼに入り稲刈り作業を開始しました。
《当日参加者》108名 《天気》正午の気温29.1度/降水量0ミリ/晴/東の風3メートル《主催》(公財)千葉県青少年協会 《共催》イオンクレジットサービス(株)
〜厳しい残暑と台風と〜
 9月15日(日)は[華紋四谷カルチャー倶楽部]の皆さんによるコシヒカリの稲刈り体験が予定されていました。しかし翌日の祝日(敬老の日)にかけて日本列島各地に大きな被害をもたらした台風18号の接近により、稲刈り体験を中止せざるを得ない状況になってしまいました。
 主催された華紋四谷カルチャー倶楽部のスタッフも財団のスタッフもインターネットなどを駆使して最新の気象情報に注目しながら、稲刈りは出来なくとも、田んぼだけでも見てもらえないかと検討致しましたが、参加者の行き帰りの安全を考慮し、前日に中止を決定致しました。
 春の田植えに参加した子供の中には、稲刈り体験中止の報を聞いて泣いて悔しがっていた子供もいたそうです。後日、見事に育った稲穂や、コンバインの活躍ぶりなどの画像と共に、春の田植え参加者全員に試食用の新米を送らせて頂きました。
今期の[花の里]での稲刈り体験を支えて下さったサポーターの皆様お米作り全般にわたってお世話になった地元の矢口一弥さん・吉川伸さん(お土産用のお花の苗を育てて下さいました) ・岩瀬秀一さん(朝採りの美味しいキュウリをご馳走して下さいました)/イオンサポーターの皆さん/保護者の皆さん/イオンクレジット サービス(株) の皆さん/(公財)千葉県青少年協会の皆さん、その他多くの皆さん。ご協力有り難うございました。

子供たちとのお米作り体験をサポートして頂けるボランティアを募集しています。財団本部(TEL.0479-77-3871)へご連絡下さい。