瑞穂の国・日本。
今年もまた、みんなでお米づくりができる幸せをかみしめながら・・・。



イオンクレジットサービス(株)/(財)千葉県青少年協会 共催

in 花と緑と農芸の里






 多くの人命と、暮らしを奪った東日本大震災は、同時に豊穣な漁場や農民にとって命ともいえる多くの農地をも奪い去ってしまいました。津波による大規模な塩害や、放射能による土壌汚染被害から立ち直るのには長い年月がかかると言われています。当財団が本部をおく千葉県内でも、液状化や用水・暗渠の破壊によって今春の田植えができなかった地域がたくさんありました。

 日本人の主食であるお米の文化を支えているという気概を持って、多くの稲作農家は今まで頑張ってきました。多くの恵みを与えてくれる自然は、一方で幾度も人間を翻弄し、大きな試練を与えてきました。それでも、その都度知恵を凝らし、打ち克ってきたのが農民だったはずです。容易なことでは弱音を吐かない強く逞しい被災地の人々へ大声でエールを送ります。





 5月7日(土)、前日からの予報通り朝から雨模様。照る照る坊主の神通力も天には届かず、参加者の皆さんが午前9時半に集合した時は雨脚がとても強く、子供たちの田植え体験を実施できるのか不安な状態でした。それでも皆さんは心の準備は万端、ヤル気満々です。しばし[和い処]の屋内で待機していましたが、小雨になったタイミングを見計らい、元気に田んぼに入りました。


 毎年、私たちと一緒にコシヒカリのお米づくりを体験するのは「イオンチアーズクラブ」の皆さんです。1996年に結成された「こどもエコクラブ」活動から発展した同クラブは、全国のイオン店舗の従業員の方がリーダーやサポーターとなって、多くの子供たちと共に地域の日常生活に根ざした環境学習や体験プログラムを実施しています。(http://www.aeon.info/)





 子供たちのお米づくり体験をサポートして頂いているのは、イオンクレジットサービス株式会社(代表取締役社長:神谷和秀/本社:東京都千代田区)と財団法人千葉県青少年協会(会長:安田敬一/本部:千葉県稲毛区)の皆さんです。今年も新入社員を含めた多くのスタッフが参加され、小雨の中で雨合羽を着て子供たちと一緒に泥んこに なって田植えを行いました。

[花と緑と農芸の里]の米作りは多くの人々のサポートを得て行われています。

田植え当日ばかりでなく米作り全般にわたってお世話になった地元の矢口一弥さん・吉川伸さん・二瓶満吉さん/昼食の準備や配膳にご協力下さった佐藤喜久子さん・菅野千雪さん/イオンサポーターの皆さん/イオンクレジットサービス(株)の皆さん/(財)千葉県青少年協会の皆さん/その他、多くの皆様、ご協力ありがとうございました。