思い出すと5月の田植えも小雨の中での体験となりました。あれから4カ月(18週)、今回も残念ながら雨の止み間の稲刈りとなりました。それでも「イオンこどもエコクラブ」の子供たちは、雨合羽を着たりTシャツ一枚になってがんばってくれました。保護者の皆さんや、各店舗のサポーターの皆さんも大奮闘でしたが再び雨が降り出して全部を刈り取ることは出来ませんでした。
後日、地元の矢口一弥さん、吉川伸さん、鈴木優さんが乾燥の具合を見ながら残りの刈り取りと脱穀作業をしてくださいました。

春の田植えに参加した子供絵画自由教室(財団東京事務所・左近美佐子さん主催)の子供たちが再びやって来てくれました。24週間をかけて太くたくましく育った稲の姿にびっくり。数日前に降った雨が引かず、足元がぬかるんでいる中で泥だらけになって初めての稲刈りを体験しました。
子供たち以上に熱心にがんばって下さったのが保護者の皆さん!本当にお疲れ様でした。
春に植えた苗は、分けつを繰り返しながら成長、やがてひとつの株が約20本の稲穂の束となります。1本の稲穂には約80粒の籾がついています。1杯のご飯の米の粒を数えると約3000粒。つまり、刈り取った2株の稲が皆さんが食べるご飯茶碗1杯分となります。田植えや稲刈り…たくさんの汗を流して作った貴重なお米です。ひと粒だって無駄にできません。

毎年、田植えや稲刈りの際には地元の「山中花の会(鈴木優会長)」をはじめ、多くのボランティアの皆さんからご指導ご協力をいただいています。また、昼食作りや準備をお手伝いいただいて方、送迎バスを運行してくださった芝山町関係の皆様にも心より感謝申し上げます。※コシヒカリ、古代米共にご参加いただいたご家族には後日、少しずつですが試食米を送らせていただきました。