昨年、各小学校に贈呈させていただいた苗が、きれいな花を咲かせ満開を迎える頃となりました。一生の思い出に残る子供たちの卒業式や入学式を色とりどりの花で飾ることができ大変嬉しく思います。 　｢花の輪運動｣は、未来ある子供たちに｢花の苗｣や｢木の苗｣を植えて育てる体験を通して、生命の大切さを知ってもらうため、毎年お客さまからの募金と毎週土曜日のソフトクリームの売上から1％を拠出し、応募のあった小学校に抽選で苗を贈呈しています。 　｢育てよう、花と緑、校庭に｣を合言葉に1991年に開始した｢花の輪運動｣も今年で20回目を迎えます。第1回目の贈呈校数は25校からのスタートでしたが、昨年は870校と年々増え、これまでの19年間で延べ8,559校へ200万株を超える｢花の苗｣や｢木の苗｣を贈呈することができました。｢花の輪｣が全国へと広がり、子供たちや先生方から感謝いただいていることに、私自身も非常に大きな喜びを感じております。

　5年前、当時営業本部長の時に静岡県富士宮市立井の頭小学校根原分校で行われた第15回贈呈式に参加した際、子供たちの喜ぶ笑顔に接し、改めて｢花の輪運動｣の意義を実感致しました。 また、昨年行われた第19回の抽選会でも、応募用紙に書かれた先生方からの花や子供たちへの想いを拝見し、より多くの小学校に継続して苗をお届けしたいという気持ちが一層強くなりました。