一品一村マーケット(成田国際空港第一ターミナル)

　日本貿易振興機構(ジェトロ)は経済産業省とともに開発途上国における｢一村一品｣運動を支援するため､2006年(平成18年)｢一村一品キャンペーン｣をスタートさせました。
　同年、成田国際空港内にオープンした『一村一品マーケット』はキャンペーンのコアとなる活動として、商品販売を通してアフリカ･アジア等の開発途上の国々のものづくりを応援するアンテナショップ。昨年の春にリニューアルされました。
　現在はおよそ48ヵ国のアクセサリー､小物､工芸品、加工食品など約300品目を取り扱っています｡色とりどりのアイテムの中には、普段あまり馴染みのない国のものもありますが、各々についてその生産者や現地での活用方法なども併せて紹介されています。ジェトロが産品の開発･改良、日本市場参入を手伝ったアイテムも並びます。

　こうした取り組みが直接的･間接的に開発途上国への支援や雇用確保につながるよう、今後も取り扱いの国やアイテム数を増やしてゆく方針だと伺いました。また、日本での国際的な会議やイベントの開催に合わせて当該国や、その産品にフォーカスした紹介、販売も行われているそうです。『一村一品マーケット』は関西国際空港にもあり、1月上旬に第1ターミナルビル本館4階にリニューアル･オープン予定です｡
(取材協力:ジェトロ)